1949-07-08 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第42号
○西原説明員 私どもは、実は貿易特別会計を直接担当しておりませんので、詳しくは存じませんが、貿易特別会計自身が実は拂いが幾らか惡いという原因といたしましては、貿易公團自身の貿易特別会計に対する拂いが非常に惡いのでございます。
○西原説明員 私どもは、実は貿易特別会計を直接担当しておりませんので、詳しくは存じませんが、貿易特別会計自身が実は拂いが幾らか惡いという原因といたしましては、貿易公團自身の貿易特別会計に対する拂いが非常に惡いのでございます。
例を申し上げれば、これは公團自身の問題というよりも、公團の存在理由いかんという問題にも触れて來るのでありますが、たとえてみれば落花生であります。落花生をきわめて安い、生産原價以下のマル公で供出させ、そしてその品物をその場でその土地において、主食の一部として、高い値段で配給しておる。これはまつたくむだなよけいな経費がかかつておる。
○聽濤委員 さらに話を飛ばしまして、公團自身の問題について最後にお伺いします。
原料は皆油糧公團自身で送つておる。しかるにみその方だけは特別に指定業者をきめて、原料は指定業者のトンネルをくぐつて行かなければならない。そしてそのくぐり賃が一トン八百円となつておる。しかもこの原料たるや政府のものである。民間のものじやない油糧公團の門口を出るまでは政府のものである。途中で民間のものに化ける。そんな手間は必要としないのです。油糧公團はそういうやり方を認めておる。
○中西功君 それでこの総計二百五十五億の在庫品、これはこの中には貿易公團が現に持つておるものの在庫品と比較いたしまして、私は貿易公團の金繰りの方は資料を持つておるんですが、今ちよつと手許にないが、貿易公團自身が金繰り資産として持つておるものが、相当あると思う。それは大体、この二百五十五億の何%くらいになるか、その数字は分らないのですか。
もとよりこれらのことについても專門的な知識を要する事柄はあろうと思いまするが、さてそれにつきましては大体倉庫或いはその他の取扱として、そういうところにそういう人間がおるわけでありますが、公團自身としてはこれはそう多くの人を採つてどうするということは考えていない。
ところが、こういうふうにすべてとんとんになつておるということは、私の言うのは、如何に政府が公團に対して本当の監督をしていないか、又公團自身が本当の納付金をしていないということの表われじやないかというわけなんです。 それからもう一つ私が聞いたのは、ガリオア・フアンドの救済資金を日本の円で売つた、その資金が政府に入つておるわけであります。
更に聞くところによると、國民酒場を殖やしたり、いろいろやられるようでありますが、各地において荷受け團体の意向、その外いろいろ実際配給に当つておる者、或いは生産者の意向を確かめて見ると、公團は結局ただ運賃のプールをしたり、或いは價格差のプールをしたりする計算をするためにはあるだけであつて、もう公團自身では配給する物資の顏も見ないというようなふうになつておるように聞いておるのであります。
又公團というものが大きな機構になりまして、その下に業者を使わないで、公團自身が全部隅から隅までやるということになりますとよろしうございますが、そうでなくて公團もある、その上に政府もある。
それから建物等は、これは勿論賃借をしなければならないわけですから、公團は資金も澤山ございませんので、又固定設備等は公團自身が買うという建前になつておりませんので、建物等は勿論借りる建前になろうかと思います。